カワダロボティクス採用サイト
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CREATE NEWLIFE

人の可能性を信じて、
未来の暮らしを創造する。

ロボットと協働する新しい
ワークスタイルを確立することで、 人はもっと輝き、社会はもっと前に進む。 カワダロボティクスは、そんなスゴイ未来を信じて ともに邁進できる仲間を募集しています。 さぁともに、チャレンジを楽しみましょう!

POINT

カワダロボティクスがスゴイところ

ロボット革命の担い手として、 世界からも評価。

時の首相による、NEXTAGEと人が協働する生産ライン(グローリー(株)埼玉工場)の視察は、日本の国家成長戦略の鍵となるロボット革命の代表例。HRPや愛知万博をはじめ国家級のプロジェクトに多く参画し、国際ロボット展ではNEXTAGEによるテープカットも行われました。ロボティクス・ビジネス・レビューの「世界のロボット会社50社」に選ばれるなど、世界から注目されています。
<受賞経歴>
  • ・一般社団法人日本機械学会「ロボティクス・メカトロニクス部門部門技術業績賞」受賞(2010年)
  • ・Strategic Manufactureing Award 2012「FACTORY OF THE FUTURE」受賞(2012年)
  • ・第5回ロボット大賞「次世代産業特別賞」受賞(2012年)
  • ・「グッドデザイン金賞」受賞(2013年)
  • ・第5回ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」受賞(2015年)

ロボット好きなら、誰もが主役。

全ての仕事はロボットに直結しています。技術者であれば機械・電気・ソフトのエキスパートであるベテラン社員の下で勉強しながら、開発・設計・フィールドエンジニアリング、様々な活躍の場が与えられます。事務営業系にも、商品企画や展示会運営などの技術者と連携したロボットと密接な仕事が待っていて、自らロボットを操作することもあります。人とロボットの共存を実現する熱意と好奇心があれば、老若男女を問わず誰もが主役になれます。
<社員数や年齢別割合などの数字データ>

失敗は大歓迎、挑戦する文化。

社員は20代が全体の3割を占める一方、わずか数人で二足歩行ロボットを作り上げたベテラン技術者や、世界に名だたる企業からの転職者、海外出身者など様々。こうした多様なバックグラウンドを持った人材が気軽に話し合える雰囲気こそが、前例や常識にとらわれない自由な発想の源泉なのです。人とロボットが一緒に働くことが当たり前な社会。それを創り出すことは挑みがいがありますが、失敗を恐れていては何も生まれません。一緒に挑戦する仲間を待っています。
<社員数や年齢別割合などの数字データ>
01
ENGINEER CROSS TALK

ロボット開発を夢見た2人。

“ロボット好き”の間では、「知らぬ者無し」と噂のカワダロボティクス。今回インタビューに答えてくれた二人も、入社前から「目を離すことができない」存在だったとか。そんな憧れの会社に入社した二人のエンジニアに、新卒、中途入社それぞれの立場からカワダロボティクスを語ってもらいました。

MEMBER

  • 設計課 力石さん 2017年中途入社
  • 設計課 寺崎さん 2012年新卒入社

出会い篇

〔入社を決めた理由〕

「なんだこれ!?」 ヒト型ロボットに衝撃を受けた就活時代。

寺崎:小さい頃から工作が好きで、大学時代には6年間ロボットコンテスト、いわゆるロボコンと言われているものをやっていて。ロボットの中でも自分たちで作り出した新しいものを世の中の人たちに見てもらったり、競いあったりするというところに面白さややりがいを感じてきました。そんな背景から就活もロボットの会社を探していたのですが、カワダのロボットと出会った時、「なんだこれ!?」みたいな衝撃が走ったんです。 当時の産業ロボットはありふれた形と言いますか、腕が一つで無機質な感じのロボットが多くてあまり好きではなかったんですね。でもカワダのアプローチっていうのはまずヒト型のロボットありき。そこから産業の面、コストの面など実用的な面まで、上半身だけ切り出して何でも作業ができますっていう。見た目もですが「そういう発想があったか!」と強く思いましたね。 当時から国の研究機関と共同研究も行っていて、「ヒト型ロボットと言えばカワダ」みたいに言われていたことは知っていたんですが、実際に生産現場で人の隣にヒト型ロボットを置いて同じ人の形で作業をするというところに強く惹かれました。

「350人中1人…」 前職で改めて気付かされた、ロボットへの情熱。

力石:僕も小さい時から自分で作ったものを動かすのが好きで、学生時代に二足歩行ロボットの研究を行っていました。だから、ロボットを作る仕事に携わりたいなと思って、二足歩行ロボットの開発を行っている大手自動車メーカーの研究所に新卒入社したんですけども、僕が配属されたのは四輪の研究所。ここはデジタル技術を使って開発をもっと効率化しましょうという、自分で設計して作るというよりは一歩引いた立場で「どうやったら良いものを作る助けになるか?」というところを指示するのが仕事だったんです。もちろん大切な仕事で、やりがいもあったのですが、自分が「本当は何をやりたいのか?」と考えた時に、「やっぱりロボットを作りたい!」と強く思ってきちゃって。 当時は同期が350人くらいいて、その中でロボット開発に携われたのはたった1人。それも彼が希望したわけではなく会社の意向でした。なので、僕を含め多くの人がロボットに関わりたいって提案したんですけど、それでもやっぱり厳しくて……。 そんな時に、たまたまカワダロボティクスの話を聞く機会があり、面接を受けて今に至るという感じです。

躍動篇

〔仕事の魅力とやりがい〕

国のプロジェクトでフランスに。 多面的に仕事を捉えられる力は財産になる。

寺崎:今は設計の中のひとつで、安全に関する法律や規格についての研究に携わっています。ロボットが、どうしたら安全に人と働けるかというところですね。最初に「今は」と言ったように、うちの会社はさまざまな部署への異動があります。 例えば僕の場合だと、1年目から3年目まではロボットを現場に入れる際にお客様の所に行ってヒアリングし、実際に立ち上げや支援を行う部署に配属されていました。 4年目にはロボットの企画部門に異動しまして、お客様やパートナー様がどういったロボットを必要としていて、どう展開していくべきかを実際に手を動かして考えました。 その前後では国のプロジェクトの一環で2カ月ほどフランスにも行って、カワダのロボットを世界に普及させる可能性を探るための市場調査に尽力していました。ロボットに携わりながら多くの経験が積めることは、やりがいもあって僕にとって魅力的な部分です。

ひとつの領域だけじゃなくて、 「全部が分かる技術者」になれる。

力石:たしかに、今寺崎さんが言ったように、カワダでは「全部分かる技術者」が求められているんですよね。 大手だと自分の担当領域が限られていて、車のハンドルだったらずっとハンドル、ミラー設計だったらミラー設計というように製品全体を見るというのがなかなか難しいんですけど、カワダの場合はベンチャーのようなサイズ感ということもあり、全員がロボット全体を見るので仕事がスムーズに進められるし、個人としての責任感を高められるところにやりがいを感じています。 普通の技術者ってどこかの専門分野に携わって「そこだけしかやりません」っていうのが多いと思うんですけど、僕も、ロボットを作るためのあらゆる技術がわかり、社会に役立つロボットを生み出せるエンジニアを目指したい。ここで働いていたらその機会は十分にあると思います。

“ロボットで”、やりたいことをやれる。 会社の成長が、エンジニアとしての成長に。

寺崎:僕は力石さんとは違って新卒入社なので他の会社のことは分からないですけど、任される範囲はかなり広範囲で、やりがいはありますね。 少し前の話になりますけど、現場の支援にロボットを使って生産設備の立ち上げをお客様たちと一緒にやっていた時に、お客様がどうやってもうまくいかなくて困っていたんですね。それで結構遅くまで残ってやっていた時もあったんですけど、生産設備が実際に稼働して、製品を実際に作れました!っていう時はすごく嬉しかったです。昔からロボコンをやっているのもあって、うまくいった時の感動を味わいたいというのが仕事のモチベーションに繋がっています。 あと、モチベーションでいうと、ヒト型ロボットという「独自色が強く新しい領域」に携わっているという感覚もやりがいに繋がっていますね。最近は元々カワダがやってきた「人と一緒に働くロボット」というものが世界に認められてきて、その中で自分が仕事をしてきたということに誇りを感じます。会社の成長に自分もついていけるように、頑張らなきゃと思います。

”できること”ではなく、 ”やりたい”部署に。 技術力の高さにも驚かされた。

力石:僕も入社して何より驚いたのが、指揮を取っている上の人たちの技術力の高さです。前の会社では業務が細分化されていたこともあって、上の人はあまり手を動かさず技術的なことはあまりやらない社風だったのですが、ここでは先輩方みなさんが“プレーヤー”。実際に手を動かしつつ背中で見せるみたいな(笑)。 上の人からの指摘が毎回的を得ていて、わからないところや問題解決は上の方にしっかり聞ける環境が整っているので毎日勉強になります。 あと、転職してきて1年経つのですが、現在は面接の時から希望していたロボット設計に携わり、ロボットの目のカメラの部分を担当しています。中途入社って、「前にやってたからこれできるよね?」みたいに経験を問われることが多いと思うんですけど、設計がやりたいという思いを聞いてくださり設計課に配属していただけたことが嬉しかったです。

未来篇

〔それぞれの挑戦〕

会社と、自らの可能性を広げるための資格取得。

寺崎:セーフティアセッサという安全系の資格取得に挑戦しています。合格率は30%くらいと言われていてそれなりに難しい資格なのですが、他のロボットメーカーさんも結構取り組まれているそうなので、自分も乗り遅れないように勉強しています。会社に言われたからではなくて、自主的なものです。資格を取得して全体の設計にフィードバック出来るように能力を高めていきたいと思っています。

技術力を高める一番の近道は、 楽しむこと。

力石:業務時間外でも自分で勉強したり、趣味でロボットを作ったりしています。ロボット好きな人を集めて東京の色んな展示会に出しているんです。カワダでは幅広い仕事に関わるため、これまで培ってきた以外の知識もたくさん必要になってきます。自分のできることを増やすためにも、プライベートでも楽しみながら技術力をどんどん高めて仕事に活かしていきたいです。

ロボットの話をすると、二人の会話は止まりません。とにかく印象的だったのが、「ロボットが好き」、「ロボットに関われる仕事というだけで幸せ」という言葉が何度も出てきたこと。ロボットに対する愛情がひしひしと伝わってきて、お話を聞いているこちらまで思わず笑顔になってしまいました。エンジニアはもちろん、働くみなさんがロボットに愛をもって接しているカワダロボティクスは、まさに未来をカタチにした会社かもしれません。仕事への情熱溢れるクロストーク、ありがとうございました!

INTERVIEW

02
PROJECT STORY

「国際ロボット展」を成功させよ。

2017年12月、東京ビックサイトを舞台に四日間行われた「国際ロボット展」。世界各地から訪れる人々に、カワダロボティクスの技術を披露する2年に一度のビッグイベントでした。イベントは成功を収め、その立役者は文系出身の一人の女性。こちらのインタビューでは、彼女とそのサポートを務めた若手社員4人の裏側話をお届けします。

MEMBER

  • 管理課 長岡さん 2011年入社
  • 営業課 小野さん 2012年入社
  • 営業課 佐藤さん 2015年入社
  • 特機課 村井さん 2015年入社
  • 特機課 山口さん 2017年入社

答えを探し求めた、激動の250日。

業界一大イベントに挑戦。 中心となったのは、文系出身の女性リーダー。

長岡:管理課の長岡です。前回の2015年度の国際ロボット展から運営事務局のリーダーを務めさせていただきました。 小野:営業課の小野です。もともと理系出身で2013年のロボット展ではロボットのデモ生成(ティーチング)を経験しました。2017年は立場を変え営業として参加しました。 村井:村井です。特機課所属で、技術営業というかフィールドエンジニアに近い仕事をしています。入社した2015年はティーチングを担当し、今回の2017年は一歩下がって山口さんの指導や当日運営の補佐など裏方を務めました。 山口:山口といいます。2017年入社の1年目です。村井さんと同じ特機課で、デモのティーチング業務に関わっていました。文系出身でロボットにはあまり触れたことがなかったので、担当が決まった時はちょっと不安でした。 佐藤:佐藤です。小野さんと同じ営業課で、主にロボット展当日のお客様対応を担当しました。長岡さんは入社した当時のトレーナーで、その長岡さんがリーダーとなる大イベントには、私も自然と力が入りました。 小野:長岡先輩怖いから佐藤さんも気が抜けなかったんじゃない? 長岡:いやいや、ふつうに仲良しだもんね(笑)。

実績ではなく、 新しいものを見せたい。

長岡:国際ロボット展は、ロボット業界としては一番大きなイベントなので、それをメインで任されるというのは、結構プレッシャーでした。会社として何をアピールしたいか、お客様は何を期待されているか、それらを全て考えないといけません。社内の各部署との相談やデモの準備、会場装飾やノベルティ作成、パートナー企業との打合せから、国際ロボット展の事務局とも調整が必要になりますので、とても一人でやり切れるものではないし、みんなで力を合わせるのが大事だと感じましたね。
佐藤:全体のスケジュールを長岡さんが作ってくださって。みんな長岡さんにあの勢いで頼まれると、彼女の言うことなら聞かなきゃとなっていましたよね(笑)。 山口:長岡さんは自分1人で決めるというより、社員全員に回るくらいの勢いで皆さんの意見を聞いてくれるんですよ。すごいコミュニケーション力だなと思いました。 長岡:いやいや(照)。さすがに2回目だったので多少は慣れもあるしね。でも初めて担当した前回(2015年)の時はもっと不安が強くて…。特にデモを担当したのがここにいる村井君も含めた新入社員3人で当日まで心配でしたね、ロボットがちゃんと動くのかって(笑)。今回もスケジュールがギリギリで決して楽ではなかったのですが、『実績ではなく、扱えるようになった分野や新しいものを見せよう』という意識を持って、結構自分としては好きにやってました。自分のやりたいことを自由にやらせてもらえるのもこの会社の風土かなと思っています。

若手ならではの感性で、 注目を図る。

長岡:2017年のロボット展はその年の春から動き始めたのですが、まずは展示会のコンセプトを『NEXTAGE family』と決めました。パートナー企業と一緒になって、それぞれ異なるNEXTAGEの機能を紹介する、というものです。 次にそのコンセプトに沿った会場ブースのデザインを決める作業に入ったのですが、パートナー企業各社の個性を出しつつfamilyとしての統一感を持たせたいと思い提案したのがオレンジカラーで統一させるということ。
「NEXTAGE」は肩の配線がオレンジ色になっているんですよ。これを活かしチャームポイントとなるキーカラーとして、スタッフの服からブースの装飾まですべてオレンジ色を採用しました。キーカラーでまとめた方が印象に残りやすいっていうことを、前回(2015年)体感したんですよね。 そこから、ノベルティや細かな装飾のデザインなど、イベントスペースに必要なありとあらゆるものを決めて用意していくんですけど、一番決まらなかったのが、ロボットで何を見せるのかという「デモ」ですね。 パートナー企業の3社が安全性や技術力を推していくと提案する一方、メーカーの立場で我々カワダが提案できるものはなんだろうと。他にも説明用のパネル作成やモニターに写す映像作成・ナレーションの収録などを同時進行することになり、スケジュールは結構ギリギリになります(笑)。

苦難は多い。 ひとりではできないことも、 力を合わせれば、なんとかなる。

山口:私は1年目の新入社員ですが、デモのティーチングを担当しました。ロボットなんて会社に入るまで触ったことないし最初は全くわからなくて。村井さんをはじめ技術者の先輩に指導していただき、試行錯誤しながらロボットの動作を作っていきました。
村井:僕は前回(2015年)デモを担当しました。当時は、色々やりたいことも出て来て、けど、何から手をつければいいんだろうと(笑)。バタバタとプログラミングを作っていくんですけど、困ったことにちゃんと動かない(笑)。他にも抜けていることとか沢山あって、あの時は長岡さんや先輩の社員がフォローしてくれて大変助かりました。 長岡:村井さん、前日にようやく初めて動作成功したんだよね。「もうダメだ…」と、顔が真っ青になり、ご飯も食べずに最後調整してたのを思い出した(笑)。 村井:ロボットのデモは何といっても展示会の花形。デモが成功したときの喜びと安ど感は格別です。僕と同じ失敗を繰り返さないように、山口さんには早め早めに進めるようアドバイスをしました。 佐藤:私は2015年の時は長岡さんと同じ部署で、普段は営業管理的な仕事をしていました。長岡さんがロボット展のプロジェクトリーダーに抜擢された後は抜けた穴を埋めなきゃいけなくって、後方支援って感じでとにかく長岡さんの分まで残りのメンバーで頑張りました。前回(2017年)のロボット展でいうと、招待状の準備をしたり、あとは営業的なこと。ロボットのデモで協力いただけることになったお客様との調整ですかね。お客様のもとまで新幹線で行って「こんなコンセプトでやります」とプレゼンしに行ったりしてましたね。

世界が注目する展示会がついに開幕。

改めて気づいた、 業界の世界からの注目度。 そして、自社ロボットへの愛着。

長岡:イベントは4日間あるんですけど、私は常にうまく全体が回るよう、誰がどこにいるのか、スタッフのスケジュールはどうなっているのか、他にもお客様の来場予定やデモが問題なく動いているかなどチェックもしていました。そうそう、佐藤さんは英語が得意だから、会場で引っ張りだこだったよね?
佐藤:当たり前だけど、国際ロボット展だから、海外のお客様が多かったのがびっくりしました。確かオーストラリアから来たというロボットの勉強をしている中学生くらいの子達もいて、いろいろ聞かれて対応してましたね。 山口:私もこういうイベントは初めてなので、人の多さ、ロボットの注目の高さに驚きました。会場にはたくさんのロボットがいたので、「私たちのNEXTAGEを見てほしい!」と競争心が掻き立てられましたね。実際に、会場で披露したNEXTAGEのデモは他のロボットではマネできないと高く評価してくださるお客様が多く、とても嬉しかったです。 佐藤:展示会でブースを出しカワダロボティクスの社員として説明をすることで、自分の会社への帰属意識というか、愛着をすごく感じるんです。もともと私は文系だったから特別にロボットが好きというわけではなかったんですよ。でも他のブースのロボットを見ていると「あれ、NEXTAGEが一番可愛いな!」って(笑)。

現場は課題だらけ。 ロボットは、もっと活用するべき。

山口:ヒト型って、見た目もかなり際立ってますよね! 長岡:人に安心感や親しみやすさを与えるためにも、人と同じ姿をしているのはポイントですよね。そして見た目以上に大事なのがやっぱりロボットの性能。お客様から、「NEXTAGEだからできるんだよ」と教えていただくこともあって。ファンで好きだから使ってくれている人も多いんですよね。すごく嬉しくなっちゃいました。
小野:うん、そうだね。あと、こういう展示会だといろんな業種の人が来て「こういうところで使える」「こういう使い方がある」という発見をくれて、すごく面白いんですよね。やりとりの中で、みなさんの現場をヒアリングするんです。それで「でしたらこのロボットをこうやって使ってみませんか?」と話をして、それがビジネスのきっかけとなる。現場はまだ課題だらけ、人がやらなくてもいい作業とかまだまだあるんだなって改めて気づきました。 山口:小野さんは理系出身でロボットを研究していたので、技術面も分かるし、営業もできるからお客さんとの対応もバッチリ。すごい頼りになるんです。

目指していた目標を達成すると、 新しい目標が見えてくる。

小野:そういえば、長岡さん、当日熱を出してましたね! 長岡:そう…それがすごい失敗したと思って…。 小野:4日間ビシッとやるつもりだったのに、できなかったのが悔しそうでしたよね。周りは「ここまで準備してくれたから、無理するな。あとは現場サイドで…」という空気だったんですが、日が経つにつれ、体調が戻ってったっていう(笑)。
村井:その姿を見て「この人は本当に責任感の塊だなって(笑)。任せておけば大丈夫」と思いました。周りを元気付けてくれて巻き込む。で、時にはビシッと厳しいことも言う(笑)。 長岡:ありがとう。ロボット展の開催期間中はとにかく必死だったけど、私たちのブースに訪問されたお客様が前回の倍くらいになってました。これはNEXTAGEへの注目度が高まった証ですし、やったねって感じで、素直に嬉しかったです。おかげさまで体調もすぐ戻りましたし(笑)。ですが展示会を改めて振り返ってみると、「これなに?」とご来場の方に聞かれる場面もたくさんありました。B to Bですし、ロボットという業界はまだまだこれからなんだなとも思いましたね。その点では、どうやったらもっと一般の人に知ってもらえるかな…という課題を考えながら立ち回る4日間でもありました。NEXTAGEを好きな人が増やせるよう、展示会だけではなく、webサイトやカタログなどもっと知ってもらえるきっかけを作れるようにしたいなと、新たな目標もできました。

文系・理系の協働で見えてきたこと。

パートナーは、 ロボットだけじゃない。

長岡:振り返ってみると、カワダは文系・理系それぞれの得意分野を活かして、お互い自分のできることをやろうという会社なんですよね。 小野:うん。小さいことなのかもしれないけど、理系の人って伝えたい内容をメールで簡潔に述べるというか、そっけない文章を書くんですよ。でも長岡さん、佐藤さんとかは、お客さんに出す文章がすごい丁寧。そして返ってくる反応がすごくいい。一緒に仕事してわかったんですけど、考え方が違うからできるんだろうなと。だから理系の僕らもみんな真似して書いています(笑)。
山口:ロボットと人が肩を並べて一緒に仕事をするって前例のないことだから、一般の人に伝わりにくいところもあるんですよね。カワダの場合、技術者視点の理系、ユーザー視点の文系で協働するから、その両面からお客様にアプローチできる。ロボットの導入を考える場合、理系の人は技術的な限界を考えちゃうんですけど、文系は「こんな方法ではできないかな?」「こんなところにも導入できないかな?」って結構自由に提案しちゃったりするし(笑)。 佐藤:例えば生産性の高い動きをするロボットが、一般の人に受け入れられるとは限らないと思うんですよ。感受性だったり、哲学だったり、人間味をプラスできるのは文系の力だと私は思っています。それは、技術者の高い技術力を近くで見ていて、「私にできること」を突き詰めた結果見えてきたことかもしれないです。

大切なのは業界ではなく、 やりたいこと

小野:学生の皆さんには、文系理系みたいな固定概念はあまり持たず挑戦してほしいです。長岡さんのように文系で入社する人がいる一方、理系で企画をやる人もいるし、営業やる人もいる。自分の可能性を決めつけないでほしいなと思っています。 村井:ジョブローテもあるから、どっちも体験できたりするんですよね。自分の思ってもいなかった世界や考え方を知ることができます。やってみたら楽しかったりする。その両方の視点を理解して仕事すると、すごくおもしろいです。
長岡:私の場合は、入ってから何をやりたいかと聞かれたんですよね。なんでもやらせてもらえるんだったら、「イベントが好き」とか「おしゃれなノベルティを作りたい」という思いを伝えたんですよ。今その仕事を実現させてもらっている。だから業界がどこかということより、入った会社の中で何の仕事がやりたいかということが重要かなと思います。入社後に楽しさがたくさんある会社ですよ!

若手の「やりたいこと」を自由にさせてもらえる風土。そんな環境はときには辛くもあり、楽しくもあり・・・必死の中でその人ならではの個性を発揮し、協力しながらいろんな壁を乗り越えてきたんだろうなと感じさせてくれたお話でした。学生へのメッセージも込めたプロジェクトストーリー 、ありがとうございました!

INTERVIEW

03
DISCUSSION

カワダロボティクスの、
ここがスゴイ!?

年齢も性別も国籍も違う5人の社員さんたちに集まってもらい、それぞれが思うカワダロボティクスの良いところを挙げて、語り合ってもらいました。さまざまな視点から見た、カワダロボティクスに対する本音トークをお楽しみください。

MEMBER

  • 業務課 大野さん 2011年入社
  • 設計課 ルヴェさん 2014年入社
  • 設計課 布施さん 2015年入社
  • 生産管理課 菅原さん 2011年入社
  • 設計課 真下さん 2017年入社

スゴいPoint 1.

「若手でも重要な仕事を任せてもらえる」
真下:後輩からということで、入社1年目の僕からいきますね!まず驚いたのは『若手にもたくさんの仕事を任せてもらえる』ことです。今はロボットのコア、中心となる部分の設計に携わっていて、ぶっちゃけここまでやらせてもらえるの?ってぐらい。入社前には想像もしていなかったです。 大野:真下くん、すごく頑張ってるよね。 真下:えっ!見ていてくださったんですか!ありがとうございます(泣) 大野:いや、なんとなく(笑)。そういえば、菅原さんと僕が入社した頃も色々任せてもらったよね。 菅原:そうだね。僕も入社してすぐに新しいロボットの立ち上げの仕事に関わらせてもらったなぁ。でも今はその頃より、さらに若手に任せていこう!という雰囲気を感じる。羨ましさもあるほど。 真下:そうですね。お客様に出すものなので、当然求められるものも高いと感じていてプレッシャーもありますが、やりがいもあって楽しんでます。
ルヴェ:僕も1年目からお客様の現場に行ってロボットの操作を教えたりしていました。単に仕事を任されるだけじゃなくて、やりたいと言ったら難しい仕事でも任せてくれますよね。 布施:たしかに。仕事が来るまで待っている人は少ないかも。 ルヴェ:それから、「調子はどう?」「困ったことはない?」と周りのみんなや先輩方が気にかけてくれますよね。 真下:まだまだ仕事では悩むことも多いですが、先輩や上司も気さくに話かけられる方ばかりなので、問題が起きても溜め込まずに相談したり助けてもらえたりする環境があります。気持ち的には不安はないですね。

スゴいPoint 2.

「自分らしい働き方ができる」
真下:海外出身のルヴェさんから見て、カワダってどうですか? ルヴェ:社内に外国人も何名かいますし、外国人だからといって特別扱いされることもなく、仕事も公平に任せてもらえるので働きやすいです。 布施:ルヴェさんはもう役職もついていて、部下もいるし、若手のエースですよね! ルヴェ:いえいえ、まだまだです(照)。今のポジションになって仕事の範囲も広がったし、他のプロジェクトも見えてとてもやりがいがあります。また、頼られていると感じて嬉しいです。 布施:ところで、どうしてカワダで働こうと思ったんですか? ルヴェ:もともと憧れていた日本で、ロボットエンジニアとして働きたいっていうのがあって。特にカワダはヒューマノイドロボットで有名な会社だったので、僕もそんなユニークなロボットを作ってみたいと思って、面接を受けました。 大野:日本の会社で働くことに不安はなかったの?
ルヴェ:仕事については最先端のロボット技術に触れられると思っていたので、楽しみしかなかったです。でも働き方については、日本人は外国から見たら働きすぎなイメージがあるから、そこがちょっと怖かった(笑)。 例えば何かが壊れてしまった時、それが金曜日だとするとフランス人は「絶対に金曜日中に終わらせて土日は完全に休むぞ!」となりますが、日本は「土日も休みなく頑張るぞ」となるんじゃないかと思ってて。 真下:確かに、そんなイメージがあるかも…。 ルヴェ:それくらい故郷のフランスは休日を大事にしている国なので、日本で仕事を探す時には、仕事とプライベートのバランスも重視しました。 大野:休日に思いっきりリフレッシュできてこそ、仕事の効率も上がるもんね。実際に入社してみてどうだった? ルヴェ:はい、大丈夫でした。仕事が一段落すれば1週間とか長い休みを取ってフランスに帰ることもできるし、仕事のスムーズなやり方も覚えてきたのでスケジュール調整もある程度自分でできるようになりました。僕は、フランス語はもちろん(笑)、英語、日本語を話せますが、最近は空いた時間を利用して中国語も勉強中です。 真下:スゴイ…。

スゴいPoint 3.

「休日を満喫できる」
菅原:ところで休日を満喫してるといえば、大野さんじゃ?(笑) 大野:まぁね(笑)。僕もカワダの良さの一つは休日を満喫できることだと思ってるんだよね。学生時代の友人のなかには残業や休日出勤で疲れている人もいるんだけど、僕は毎週末会社の仲間とロードバイクを楽しんでいますから! 菅原:なんでロードバイクを始めることにしたの? 大野:ダイエットと体力をつけようと思って。実際体力がついて、風邪もあまりひかなくなったかな。仕事も大変と思わずに、任されてるって前向きに捉えて楽しむようにしている。仕事で心も体も疲れていたら、せっかくの休日を充実させられないでしょ? 布施:あぁ、そういう考え方なんですね(笑)。どんな活動をしているんですか?
大野:一昨年の11月ごろからみんなで始めて、今では大体1回のロードで50~100キロは走る。レースにも出るし、サイクリングイベントが全国各地であるのでそれに参加したりもするよ。ここ宇都宮は自転車の街で、世界のトップ選手が来てジャパンカップって言う世界大会が開かれているくらい有名で。それをみんなで見に行ったりするね。 真下:スゴイです。僕はインドア派なので、アクティブでカッコイイです!大野さんは後輩も積極的に誘ってくださって面倒見もすごく良いですし、東京に転勤した人とかも一緒に走ってますよね。 大野:そうだね。東京からも人を連れてきてもらってまたさらに輪が広がって、好循環が生まれてるよ。年末には長野の安曇野のほうに泊まりで行って、160キロみんなで走ったよ。やっぱり仲間がいるから仕事でも頑張れるし、休日会っても嫌じゃない仲間がいるって大事だよね。自転車って1人で走ってるようで実はチームスポーツで。みんなと一緒だから遠くに行けるし楽しいんだよね。

スゴいPoint 4.

「女性ならではの遊び心が発揮できる」
布施:じゃあ私は女性ならではの意見を言おうかな。だって、ロボットの会社に勤めていると言うと、男性社員が多くて女性は働きにくいんじゃないか?って思われることが多いんですよね。これから入社を考えている女性たちには「全然そんなことないよ」って伝えたくて。 菅原:うん、確かに。僕自身も、相手が男性だから、女性だから、と変に意識はしないかな。 布施:いい意味で女性を特別扱いしないっていうのがありがたいですね。私は機械工学科の卒業だけど、会社に入ってからは、一人のロボット技術者として機械系以外もわかるようにって、電気系の設計や品質検査など幅広く経験させてもらっているし。 大野:それから、男性では気付けない“細やかさ”みたいなのは感じるよね。ほら、ロボットに名前付けたりリボン付けたりしてたじゃんか。
布施:あぁ、そうですね!開発コード373はみなみちゃん、356はさぶごろう君です(笑)。それから女の子ロボットには頭にリボンを付けて、男の子の名前を付けたロボットにはネクタイを付けましたね。扱うロボットが増えて、数字だけで呼ぶのは味気ないぁと思ったんです。最初の上司に、『ロボットに愛着を持たなきゃダメだよ』と言われたことがきっかけだったんですけど。 大野:人型ロボットだし、愛着は自然と出るよね。 真下:名前があったりリボンが付いていたりすると、「なんだこれは!」っていう人もいますけど、一気に愛着が湧きます。僕も癒されましたし、なんだか社内がホッコリするんですよね。 布施:ありがとうございます!あっあと、子どもが2歳までの育児休職や時間外労働の免除などの制度もあるそうですよ!この間も育児休職中の先輩が、赤ちゃんを連れて遊びに来てました。

スゴいPoint 5.

「マイホームを買うと、給料が増える。」
菅原:僕がカワダのスゴイところとして挙げたいのは、なんといっても福利厚生面!なかでも住宅手当は友達に羨ましがられるほど充実してると思う。マイホームを買うと、毎月の給料が増える! 布施:おもしろい制度ですよね。多分、他の大企業とかでもなかなか出せないんじゃないかっていうぐらいの金額を出してくれるのがすごい。 大野:菅原さんは少し前にマイホームを建てたもんね。やっぱり手当はきっかけのひとつになった? 菅原:買うきっかけは別として、やっぱり背中を押してくれる理由になったね。ライフプランとして20代のうちに家を建てたいとは思ってたけど、それをこんなに早く実現できたのはこの制度があったからだと思ってるよ。
ルヴェ:家賃補助もすごくありがたいですよね。 真下:すごく助かってます!(笑) 布施:借り上げ社宅なんで、会社の寮っていう固定の建物に入るんじゃなく好きなところをある程度選べるっていうのも良いところですよね。大体はみんな望んだアパートに入れますし。 大野:一人暮らしで66平米に住んでるやつもいるよ(笑)。あと、会社による家賃補助は所得に入らないので各社会保険料が安い! 菅原:なるほど。あと、一人暮らしの人は社食もあるし助かってるんじゃない?あれ、なんかお金の話ばっかりで大丈夫かな(笑)

いかがでしたでしょうか?本音トークは始終和やかムードで、お話にも出てきたように上下関係なく言いたいことを言い合える環境がそこにはありました。座談会が終了してもプライベートな会話をしたりと、仲の良さが伺える一面も。カワダ愛に溢れるトーク、ありがとうございました!

INTERVIEW

STYLE

主な福利厚生や制度の紹介

  • 住まいのサポート

    家賃の補助、借り上げ社宅、また家購入補助まであるので、欠かせない月々の支払いは抑えることができます。今より広い部屋に住めるかもしれません!
  • ランチ・スナック

    栃木の事業所では社員食堂があるので節約できるだけじゃなく、バランスのとれた食事を摂ることができます。一人暮らしの方は安心ですね。
  • 育児・介護施策

    時短・時間差勤務、産前産後休暇、育児休職(子どもが2歳まで)から、介護休職まで、いろんなライフプランに合わせて働くことができます。
  • 教育制度

    グループ合同での新入社員研修、OJT、上長の階層別研修も用意。ジョブローテーションで興味のある部署に異動もでき、会社とともに、あなたも成長できます。
  • 休日・有給休暇

    完全週休2日制、年間休日125日、慶弔などの特別休暇まできっちり完備。有給休暇も取りやすく、年2回の長期休暇も合わせれば、海外旅行だって行けちゃいます。
  • 退職金・退職年金制度

    近年では公的な年金だけでなく、いわゆる私的年金を確保している方もいます。弊社では企業型確定拠出年金を用意し、老後も安心できるようサポートします。

EMPLOYMENT

募集要項

応募資格
2022年3月に大学院、大学、高等専門学校を修了または卒業見込みの方 2021年4月以降に海外の大学院を修了見込または卒業見込みで、2022年度中に入社可能な方
募集職種
技術職(開発、設計、生産技術、製造、フィールドエンジニア)
初任給
修士了 241,500円 大学卒 225,500円 高専卒 209,500円 ※2020年度実績・住宅手当(寮の場合)含む
昇給・賞与
昇給:年1回(4月) 賞与:年2回(7月、12月)
応募書類
履歴書 成績証明書 ※大学院の方は学部の、高専から大学に編入した方は高専の成績証明書も併せてご提出ください。
選考の流れ
マイナビにてエントリー ②会社説明会への参加 ③選考(書類選考・一次試験・二次試験) ④内定
現在募集中の職種
職種 募集要項
ロボティクス技術者 (機械電気制御ソフト 【勤務予定地】 東京本社または栃木事業所
【業務内容】 ヒト型ロボットの設計、開発など必ずロボットに直接関わることができる仕事です。 ヒト型ロボットの設計(機構・回路・制御・ソフト) ロボティクス技術を活用した新製品の開発 生産技術 ロボットの用途開発 など
【応募資格】 高専卒以上で3年以上の実務経験者《下記経験をお持ちの方は歓迎します》 ロボットや産業機械、工作機械の設計経験があり、設計または生産技術業務に精通している方 組込みソフトウェア開発の設計経験がある方 プロジェクトのマネージメント経験がある方 学生時代にロボティクスまたは機械・電気電子・情報系を専攻し、ロボコン出場経験やロボットの自作経験がある方
待遇等
雇用形態
正社員(ただし、試用期間3か月~6か月あり)
給与
経験・能力を勘案し決定します。 ※交通費支給 ※昇給:年1回(4月)、賞与:年2回(7月、12月)
休日・休暇
年間所定休日125日:完全週休2日制(土・日)、祝日、長期休暇(夏季、年末年始) 有給休暇(初年度10日、最高20日)、慶弔休暇 等
勤務時間
9:00〜18:00(休憩1時間)
福利厚生
住宅補助:借上社宅、自宅取得補助 退 職 金 :退職金、退職年金(確定拠出&確定給付) 育児介護:子が2歳までの育児休職、時短勤務 等
選考の流れ 以下エントリーフォームに記入・送信ください。
1週間以内に担当部署よりご連絡致します。

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